茜色ダイアリー

僕の日常を切り取っていきます。

2019年5月下旬に聴いていた曲

大学の専攻の影響で、ゲルマン語(英語、ドイツ語...etc)やロマンス語(フランス語、スペイン語...etc)以外の言語に触れる機会が増えてきたんですが、英語で書かれた文法書を読んだ時に自分の英語スキルが著しく落ちてるのに気がついて悲しくなりました。やっぱり日常的に触れてないと、全盛期よりは出来なくなりますね......。

 

 

ラブリルブラ - 夏川椎菜

作詞・作曲:田中秀典 編曲:川口圭太

ラブリルブラ

ラブリルブラ

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(Spotify)
夏川椎菜 3rdシングル『パレイド』より。1stアルバム『ログライン』にも収録あり。

作詞・作曲の田中秀典は、日本や韓国のアイドルグループ、声優アーティスト、シンガーソングライター、バンドといった様々なミュージック・シーンで活躍する作詞・作曲家だ。
彼が所属している「agehasprings(アゲハスプリングス)」は、アーティストへの提供曲のクレジットを見るとアゲハスプリングスのクリエイターがたいてい一人はいる、というほど日本のミュージック・シーンに欠かせない存在となっている。ちなみに僕はアゲハスプリングスの中では釣俊輔氏を推している。

印象的なのは、以下のメロだろうか。

Labli-Lubla 星降る町
夜明けまでの ユーフォリア

いまいち何を表しているのか分からない言葉遊び的なワード「Labli-Lubla ラブリルブラ」が闇を照らす光のようなキャッチーなメロに乗ってリフレインするのは、少し不思議な感覚がする。

 

That is To Say - 坂本真綾

作詞:坂本真綾 作曲・編曲:h-wonder

That is To Say

That is To Say

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坂本真綾 9thアルバム『FOLLOW ME UP』より。

実はあまり彼女が歌っている楽曲には詳しくなく、僕が『FOLLOW ME UP』を借りてくる前に知っていたのは「プラチナ」「トライアングラー」「マジックナンバー」「Be mine!」くらいなものだったので、スローテンポなラブソングを歌われると少しドキっとしてしまう。

なりたいものになれるとしても 望むのは
君が好きになってくれた僕
それが言いたくて

彼女は「好き」とか「愛してる」みたいな感情をそのままの形で表現こそしていないものの、感情の大きさは痛いほど伝わってくるフレーズをさらっと書いてみたりするからずるい。

 

Tic Tac DREAMIN' - 天王洲 なずな(CV:山本 彩乃)

作詞:オノダヒロユキ 作曲・編曲:大久保 博(BNSI)

Tic Tac DREAMIN’

Tic Tac DREAMIN’

  • イロドリミドリ
  • アニメ
  • ¥250
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イロドリミドリ 2ndアルバム『推薦』より。

作曲・編曲の大久保博はアイマスで「ゲンキトリッパー」「スタ→トスタ→」「Brand New Day!」などの作詞・作曲・編曲を担当している。ぶっちゃけ、この事実だけで「Tic Tac DREAMIN'」への信頼度が跳ね上がるのはすごいことだと思う。

印象的なのは、以下のメロだろう。

百花繚乱な私の時間
長い夜の帳は
ささやかに世界を区切る

曲選択画面でしばらく操作しないでいるとプレビューが流れるのは音ゲーをやったことがある人なら分かると思うが、この曲はまさにこの箇所がプレビューで使われていて、僕も初めて聴いた時に思わず操作の手を止めてしまった記憶がある。

余談だが、譜面確認用の動画に「寝・逃・げでリセット!」かな?とか書かれていて妙に納得してしまった。BPMも3しか違わないし、「寝・逃・げでリセット!」もサビのメロはしっかり覚えてるし。

 

BTB - パスピエ

作詞:大胡田なつき 作曲:成田ハネダ

BTB

BTB

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(Spotify)
パスピエ 5thアルバム『more humor』より。

パスピエはなかなかに個性的なバンドだが、それを象徴するのがボーカルの大胡田なつきとキーボードの成田ハネダだと僕は思う。その点を考えると、この曲のパスピエ感は群を抜いている。

ホールロッタホールロッタ 愛も情もごちゃ混ぜで
踊り疲れたなんて ああ眠らせないよ

上は2番サビの歌詞だが、「ごちゃ混ぜで」の歌い方は大胡田なつきにしか出せないだろうし、成田ハネダでなければ、ボーカルの上にあえて目立つように対旋律的なシンセを被せることはしないだろうと思う。

 

マ・シェリ - 椎名林檎

作詞・作曲・編曲:椎名林檎

マ・シェリ

マ・シェリ

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(Spotify)
椎名林檎 6thアルバム『三毒史』より。

曲名のマ・シェリは「ma cherie」(私の愛する人)の意。曲名は資生堂マシェリ」のコマーシャルソングとして作られた背景も考慮したうえでの「マ・シェリ」なのだと思うが、図らずも椎名林檎が考えそうなものになっている。

曲名がフランス語なら歌詞もフランス語で、という意図があったのか、イントロからしばらくはフランス語の歌詞が続く。かと思えば、「ああ、わかさっていやに敏感 恥ずべき過去を枚挙して一、ニ、三」といういかにも彼女らしい詞が現れたりもする。

元号「令和」の施行から早ひと月、新時代に期待がかかるなかで「マ・シェリ」が表現したのはいい意味で変わらない椎名林檎の姿だった。

 

 

おわりだよ~
Itunesに曲の評価機能がありますが、自分の感覚を信じてめっちゃ好きな曲は☆5、☆5ほどの熱量はないけど好きな曲は☆4みたいな感じである程度真面目に評価つけて、☆5の曲だけをまとめたプレイリストを作ると、アニクラやライブで好きな曲が連続で来たときのアレが疑似体験できるのでおすすめです。

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僕の☆5プレイリストの一部です