おすすめの曲5選(2020年7月)
最近、仲間内でDJイベントをやったんですが、選曲に苦労しました。
案外、同世代の人間が何を聴いているのか分からないものですね。
- 式部めぐり - can't take my eyes off you
- 東山奈央 - I Want You To Know Baby
- 765 MILLION ALLSTARS - Glow Map
- RYUTist - 春にゆびきり
- 杏沙子 - こっちがいい
式部めぐり - can't take my eyes off you
作詞:式部めぐり
作曲・編曲:高級パン専門店
(Spotify)
式部めぐり 2nd Single『can't take my eyes off you』より。
soundcloudでブートを漁っていたときに見つけた曲。
PSYQUI - Don't you want me feat. Such??
「Boys Town Gang - Can't take my eyes off you」のカバーか?という斜め上の発想でリンクを踏んで、結果的には正解だった。
タイトルを回収する「can't take my eyes off you もっと1番になりたいの」という歌詞の後に、オリエンタルな雰囲気を纏ったドロップが挟まれるのがいい。
式部めぐりの和風なキャラクターが曲中に上手く表れている。
東山奈央 - I Want You To Know Baby
作詞・作曲・編曲:Kyota.
(Spotify)
東山奈央 1st Album『群青インフィニティ』より。
#Juke_Voxのmopp(@mopp1076)氏をゲストに招き、「声優楽曲特集回」と題して放送された6月17日のblock.fm『BLOCK STEPPER』にて紹介されていた曲。
番組では、この曲から「柊かえ(CV: 立花芽恵夢)- ガジェットはプリンセス」と繋がっていった。
実際に、「I Want You To Know Baby」はsasakure.UKを彷彿とさせるサウンドが用いられ、曲のストーリーもアンドロイドが「君」に恋をしてココロを手に入れ、最後にはヒトとして生まれ変わるというものになっている。
余談だが、最近、仲間内で開催したDJイベントで、この曲を使いたくて組んだmixがあるので載せておく。
765 MILLION ALLSTARS - Glow Map
作詞:原田篤 (Arte Refact)
作曲・編曲:半田翼
8月26日リリース、『THE IDOLM@STER MILLION THE@TER WAVE 10 Glow Map』からの先行配信。
「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」の3周年記念楽曲。
ストリングスやブラスセクションを用いたドラマチックな曲調には、まさに周年曲といった趣きがある。
筆者は、6月29日からミリシタにて開催されたイベント「CHALLENGE FOR GLOW-RY D@YS!!!」を走る中で、この曲を結構な回数聴いた。
にもかかわらず、フル音源を聴いた際に新鮮な感覚があったのが驚きだった。
Game Ver. しか聴いたことがないという方は、是非フル音源を聴いてみてほしい。
余談だが、本イベントの桃子1000位ボーダー 769,912pt は琴葉、杏奈に次ぐ全体3位。走っている中でボーダーの高さは感じていたが、ここまでとは...。
RYUTist - 春にゆびきり
作詞・作曲・編曲:パソコン音楽クラブ
(Spotify)
RYUTist 4th full Album『ファルセット』より。
文句なしの名盤。
なかでも、6月11日に先行リリースされた「ALIVE」は #2020年上半期楽曲10選 にて多く言及され、話題となった。
以下の記事にその一端が見える(筆者の記事もなぜか取り上げられている)。
さて、今回は本アルバムから「春にゆびきり」を取り上げる。
駆け抜けて行く 春の風が
置いてかれないように後を追いかけた
いつか僕らは大人になるから
消えないよう 忘れないように
ほら ゆびきりしよう
上の歌詞がゆったりとしたメロに乗せて歌われるなかで、 曲のはじめから流れている精緻なビートが、春という季節に対する淡い期待や、春から夏へと季節が移り変わる際の切なさといった感情の動きを表現しているように思われて、はっとする。
「センシティブサイン」、「青空シグナル」、「黄昏のダイアリー」といった既存曲もアルバムのなかに再配置され、新たな色を見せている。
未だ、本アルバムを聴いていないという方は、是非1曲目から順に聴いてみてほしい。
杏沙子 - こっちがいい
作詞・作曲:杏沙子
編曲:横山裕章
(Spotify)
杏沙子 2nd Album『ノーメイク、ストーリー』より。
3週間前の「New Music Wednesday」にて、本アルバムに収録されている「クレンジング」が取り上げられていたために、存在を知った。
「クレンジング」を知った後、アルバムも一通り聴いたが、名盤といって差し支えない出来だと思う。
曲名を「こっちがいい」にするのは、素朴で飾らない感覚がある。
こっちがいい ねえ こっちがいい
繋ぐ手はいつも左
理由なんてない こっちがいい!
「繋ぐ手はいつも左」というちょっとしたこだわりを大切に切り取って歌にするのが、杏沙子らしいアプローチなのだろう。
日常の延長線上にあるような等身大のポップ・ソングを求めるなら、一度聴いてみてほしい。
終わりだよ~
数日前、僕が中学3年生の頃に書いていたブログを発掘してしまいました(流石にリンクは貼りません)。
内容はまあ見ていられるものではありませんでしたが、「神曲」と題して取り上げていた曲が「猫叉Master - The Sky Of Sadness」だったことだけは評価したいと思いました(日記)。