茜色ダイアリー

僕の日常を切り取っていきます。

おすすめの曲5選(2020年8月上旬)

公開延期になっていた「少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド」が8月7日に公開されましたね。
僕の住んでいる県には上映館が一つもありませんが......

 

 

周防パトラ - センチメンタルネットワーク

作詞・作曲・編曲:周防パトラ

センチメンタルネットワーク

センチメンタルネットワーク

  • 周防パトラ
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(Spotify)
周防パトラ 1st Album『あいあむなんばーわん!』より。

 

Vtuber・周防パトラ待望の1st Album。
収録曲はこれまでに彼女が発表してきたオリジナル曲が中心だが、アルバム新曲も何曲か存在する。

 

注目すべきは、オリジナル曲は全て彼女が作詞・作編曲を行っているという点である。
彼女は、いわゆる "Kawaii Future Bass" 的なサウンドを得意としており、たとえば、本アルバムのM3.「シュガーホリック」では、ギターの音が露骨にNeko hackerに寄せてあったりする。

シュガーホリック

シュガーホリック

  • 周防パトラ
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(Spotify)

 

BNEIの新規プロジェクト『電音部』のコンポーザーに選ばれるなど、クリエイターとしての外部の評価も高い。 

 

今回紹介する「センチメンタルネットワーク」は1Aの後にあるドロップ(上の動画の 3:15-)が印象的。治安が悪い。
2Aでドロップに入らず、間奏を挟んでDメロを聴かせてから再度ドロップに入るという楽曲構成はなかなかにテクニカル。

 

実は、彼女のことは名前くらいしか知らず、紹介するにあたってどういう人物なのか調べたのだが、そこで見たプロフィールの「身長:156cm(靴込み)」が個人的にとてもツボだった。

上の画像を見ると分かるが、彼女が履いている靴はなかなかに厚底で、ほんとは150cmも無いのかな、といった想像が出来る。
身長を気にして、頑張って厚底を履いているんだとしたら可愛い。

 

 

ワルキューレ - ルンに花咲く恋もある

作詞 : 西 直紀
作曲・編曲 : コモリタミノル

ルンに花咲く恋もある

ルンに花咲く恋もある

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ワルキューレ 4th Single『「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」イメージソング 未来はオンナのためにある』より。

 

本シングルは「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」のイメージソングということになっているが、肝心の劇場版は未だに公開時期すら発表されていない。
前作『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』の公開から約2年、次作が決まっていながら、音楽ユニット「ワルキューレ」に何の動きもないというのも味気ないので、今の時期のリリースになったのかもしれないなどと考えてみたりする。

 

1Aの時点で、フレイア・ヴィオンを演じる鈴木みのりの歌唱力の高さが伺える。
最初の「わがままかな いじわるかな 失いたくないよ」の語尾のビブラートがとても自然で、心地いい。

 

SMAPっぽい」と評される、コモリタミノル節全開の曲調も魅力的。
身体を揺らしたいときに是非。

 

 

高森藍子道明寺歌鈴 - ほほえみDiary(M@STER VERSION

作詞:Mitsu(TRYTONELABO)
作曲:大岩航(TRYTONELABO)
編曲:大岩航(TRYTONELABO)、岡野裕次郎(TRYTONELABO)

ほほえみDiary (M@STER VERSION)

ほほえみDiary (M@STER VERSION)

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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER for the NEXT! 10 ほほえみDiary』より。 

 

GAME VERSIONでは聴くことのできない2Aからの展開が面白い。
2A入りにはホールトーンスケールが用いられ、リズムパターンも1Aとは変化する。2Aでアクセントをつける手法は、「はじめてのかくめい!」などにも見られる近頃のアニソンらしいアプローチ。

 

Dメロからの展開は、なかなかにドラマチック。
本楽曲は「Dメロ → 間奏 → 落ちサビ → ラスサビ」と進行するが、この進行のなかで落ちサビが非常にいい役割を果たしている。

「できた」をいっぱい
カタチにしたくて
もっと もっと
ほほえみダイアリー
教えあったなら "憧れ" の先へ
胸を張って進めるね

上に、落ちサビの歌詞を引用した。
このサビでは、「教えあったなら "憧れ" の先へ 胸を張って進めるね」の前までは伴奏の音数が減り、いかにも落ちサビといった展開を見せる。しかし、上に挙げた部分に入るところで一気に盛り上がり、そのままの勢いでラスサビに突入する。
「教えあったなら "憧れ" の先へ 胸を張って進めるね」のメロも良く、特に道明寺歌鈴ソロリミックスの「"憧れ" の先へ 胸を」の歌い方は素晴らしい。

 

本楽曲の作曲を務める大岩航氏は、この曲がアイマス初参加。
その他、アイマスでは、『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 39 O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!』に収録されている「全力☆SUMMER」の編曲を務めている。
デレマスでは馴染み深いTRYTONELABO所属ということもあり、彼の今後の作品にも注目したい。 

 

 

BEMANI Sound Team "Qrispy Joybox" feat. いちか - Sparkle Smilin'

作詞・作曲・編曲:Qrispy Joybox?*1

 

「毎週!いちかの超BEMANIラッシュ2020」書き下ろし楽曲。
「毎週!いちかの超BEMANIラッシュ2020」はBEMANIシリーズの音ゲーの連動イベントで、イベントの内容は単純に言えば、特定の条件を満たせば新たな楽曲がプレイできるようになるというものである。
ただ、今回紹介する「Sparkle Smilin'」は何もしなくてもBEMANIの全機種で遊ぶことができる。

 

サビのメロが力強い。

Shinin' Shinin'
Brightin' Smilin'
虹の向こう
笑って 未来奏でよう

歌詞も明るく、音に勇気づけられたような感覚になる。
プレイしていても楽しい。

 

僕もあまり詳しくないが、Qrispy Joybox名義の楽曲が出たのは久々のことらしい。
「Qrispy Joybox - Almace」(beatmania IIDX 19 LINCLE)あたりは結構好きなので、たまにはQrispy Joybox名義でも曲を書いてほしい。

 

 

indigo la End - 夜風とハヤブサ

作詞・作曲:川谷絵音
編曲:不明

夜風とハヤブサ

夜風とハヤブサ

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(Spotify)
indigo la End『夜風とハヤブサ』より。 

 

indigo la Endは、2010年2月に川谷絵音を中心に結成されたロックバンド。メンバーは以下の通り。

川谷絵音 (Vocal/Guitar)
長田カーティス (Guitar)
後鳥亮介 (Bass)
佐藤栄太郎 (Drums)

 

2Bの歌詞が印象的。

私この前ね
秋になった記念に
唇を奪われたんだ
でもね、何にも感じなかったの

以前、「おすすめの曲5選(2019年8月中旬) - 茜色ダイアリー」にて「結城萌子 - 散々花嫁」を取り上げた際にも感じたが、川谷絵音は歌詞のセンスが良い。
「秋になった記念に唇を奪われた」といった彼の独特の言い回しが、すっと心に刺さる。

 

ラスサビのメロにも驚かされる。

雨に負けずとも
風は吹いちゃった
もう止められないの
過ぎたら滴るあなたの心の内を
覗き見してるような夢見て傷つくだけ
それが夏 それが夏
はやぶさみたいな恋だとしても

この部分では、「はやぶさみたいな」のメロはこれまでのサビの「傘を持たない」と一致しているが、それまでのメロはこれまでのサビとはまるで異なる。
是非、独特の譜割りを意識しつつ、聴いてみてほしい。

 

 

 


終わりだよ~

 

「きゅんっ!ヴァンパイアガール -Keiichi Hirokawa Remix-」、今年一治安が悪いドロップがあってヤバいので積極的に話題に挙げていきたいんですが、なかなか聴いてもらうのが難しくて話題に出すのをためらってしまっています(日記)。

*1:おそらく、Qrispy Joyboxが全てやっているのだと思うが、公式サイト等に記載がないため、詳細は不明

おすすめの曲5選(2020年7月)

最近、仲間内でDJイベントをやったんですが、選曲に苦労しました。
案外、同世代の人間が何を聴いているのか分からないものですね。

 

 

式部めぐり - can't take my eyes off you

作詞:式部めぐり
作曲・編曲:高級パン専門店

can't take my eyes off you

can't take my eyes off you

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式部めぐり 2nd Single『can't take my eyes off you』より。

 

soundcloudでブートを漁っていたときに見つけた曲。

 

PSYQUI - Don't you want me feat. Such??

 

「Boys Town Gang - Can't take my eyes off you」のカバーか?という斜め上の発想でリンクを踏んで、結果的には正解だった。

 

タイトルを回収する「can't take my eyes off you もっと1番になりたいの」という歌詞の後に、オリエンタルな雰囲気を纏ったドロップが挟まれるのがいい。
式部めぐりの和風なキャラクターが曲中に上手く表れている。

 

 

東山奈央 - I Want You To Know Baby

作詞・作曲・編曲:Kyota.

I Want You To Know Baby

I Want You To Know Baby

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(Spotify)
東山奈央 1st Album『群青インフィニティ』より。

 

#Juke_Voxのmopp(@mopp1076)氏をゲストに招き、「声優楽曲特集回」と題して放送された6月17日のblock.fm『BLOCK STEPPER』にて紹介されていた曲。

 

番組では、この曲から「柊かえ(CV: 立花芽恵夢)- ガジェットはプリンセス」と繋がっていった。
実際に、「I Want You To Know Baby」はsasakure.UKを彷彿とさせるサウンドが用いられ、曲のストーリーもアンドロイドが「君」に恋をしてココロを手に入れ、最後にはヒトとして生まれ変わるというものになっている。

 

余談だが、最近、仲間内で開催したDJイベントで、この曲を使いたくて組んだmixがあるので載せておく。

 

 

765 MILLION ALLSTARS - Glow Map

作詞:原田篤 (Arte Refact)
作曲・編曲:半田翼

Glow Map

Glow Map

  • 765 MILLION ALLSTARS
  • アニメ
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8月26日リリース、『THE IDOLM@STER MILLION THE@TER WAVE 10 Glow Map』からの先行配信。

 

アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」の3周年記念楽曲。
ストリングスやブラスセクションを用いたドラマチックな曲調には、まさに周年曲といった趣きがある。

 

筆者は、6月29日からミリシタにて開催されたイベント「CHALLENGE FOR GLOW-RY D@YS!!!」を走る中で、この曲を結構な回数聴いた。

f:id:petitium:20200728060608j:plain

にもかかわらず、フル音源を聴いた際に新鮮な感覚があったのが驚きだった。
Game Ver. しか聴いたことがないという方は、是非フル音源を聴いてみてほしい。

 

余談だが、本イベントの桃子1000位ボーダー 769,912pt は琴葉、杏奈に次ぐ全体3位。走っている中でボーダーの高さは感じていたが、ここまでとは...。

 

 

RYUTist - 春にゆびきり

作詞・作曲・編曲:パソコン音楽クラブ

春にゆびきり

春にゆびきり

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(Spotify)
RYUTist 4th full Album『ファルセット』より。

 

文句なしの名盤。
なかでも、6月11日に先行リリースされた「ALIVE」は #2020年上半期楽曲10選 にて多く言及され、話題となった。
以下の記事にその一端が見える(筆者の記事もなぜか取り上げられている)。

blog.hatenablog.com

 

さて、今回は本アルバムから「春にゆびきり」を取り上げる。

駆け抜けて行く 春の風が
置いてかれないように後を追いかけた
いつか僕らは大人になるから
消えないよう 忘れないように
ほら ゆびきりしよう

上の歌詞がゆったりとしたメロに乗せて歌われるなかで、 曲のはじめから流れている精緻なビートが、春という季節に対する淡い期待や、春から夏へと季節が移り変わる際の切なさといった感情の動きを表現しているように思われて、はっとする。

 

「センシティブサイン」、「青空シグナル」、「黄昏のダイアリー」といった既存曲もアルバムのなかに再配置され、新たな色を見せている。
未だ、本アルバムを聴いていないという方は、是非1曲目から順に聴いてみてほしい。

 

 

杏沙子 - こっちがいい

作詞・作曲:杏沙子
編曲:横山裕章

こっちがいい

こっちがいい

  • 杏沙子
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
杏沙子 2nd Album『ノーメイク、ストーリー』より。

 

3週間前の「New Music Wednesday」にて、本アルバムに収録されている「クレンジング」が取り上げられていたために、存在を知った。
「クレンジング」を知った後、アルバムも一通り聴いたが、名盤といって差し支えない出来だと思う。

 

曲名を「こっちがいい」にするのは、素朴で飾らない感覚がある。

こっちがいい  ねえ こっちがいい
繋ぐ手はいつも左
理由なんてない こっちがいい!

「繋ぐ手はいつも左」というちょっとしたこだわりを大切に切り取って歌にするのが、杏沙子らしいアプローチなのだろう。

 

日常の延長線上にあるような等身大のポップ・ソングを求めるなら、一度聴いてみてほしい。

 

 

 


終わりだよ~

 

数日前、僕が中学3年生の頃に書いていたブログを発掘してしまいました(流石にリンクは貼りません)。

 

内容はまあ見ていられるものではありませんでしたが、「神曲」と題して取り上げていた曲が「猫叉Master - The Sky Of Sadness」だったことだけは評価したいと思いました(日記)。

The Sky of Sadness

The Sky of Sadness

  • 猫叉Master
  • J-Pop
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2020年 上半期楽曲 & アルバム10選

選曲基準

2020年にフル音源が初めてリリースされた曲

たとえば、「竹内アンナ - B.M.B」は、2020年3月18日にリリースされた『MATOUSIC』に収録されているが、初出は2019年11月27日のデジタルリリースである。
こういった場合は、選曲基準を満たしていないものとし、本記事の対象とはしない。

 

1つのコンテンツ、アーティストから1曲だけ選ぶ

この縛りを設けないと、『DREAMY-LOGUE』から6曲選ぶ、といったことがまかり通るので。

 

 

楽曲10選

POLLYANNA - 運命の人

作詞・作曲:斎藤モトキ

運命の人

運命の人

  • POLLYANNA
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(Spotify)
1月29日リリース、POLLYANNA 1st full Album『pantomime』より。

 

後の「アルバム10選」の節でも触れるが、バンド結成当時〈最新型渋谷系ポップ〉を掲げていたPOLLYANNAは、新たに〈ストライプ・ロック〉というテーマに舵を切った。

 

今回取り上げる「運命の人」は、彼らが掲げる〈ストライプ・ロック〉というテーマをもっとも端的に表している曲だと思う。
シンセの使い方や、ところどころに入るキメに、少しだけポスト渋谷系的な雰囲気を感じるものの、曲自体は分かりやすくロックをやっている。ここに見える絶妙なバランス感覚が、まさに彼らの言う〈ストライプ・ロック〉の形であり、「POLLYANNAらしい」形なのだろう。

 

 

伊藤美来 - hello new pink

作詞・作曲:ゆいにしお
編曲:水口浩次

hello new pink

hello new pink

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(Spotify)
2月12日リリース、伊藤美来 6th Single『Plunderer』より。

 

#声優シティ・ポップ の系譜はそれこそ、花澤香菜Blue Avenue』のあたりには既に隆盛を極めていて、その頃には、坂本真綾竹達彩奈中島愛といった主要なボーカリストも顔を揃えていた。
そんななか、『PopSkip』を掲げ、#声優シティ・ポップ界に突如として殴り込みをかけてきたのが伊藤美来である。

 

同時代に #声優シティ・ポップ界で評価されたボーカリストは多く存在する(e.g. 上田麗奈尾崎由香早見沙織...)が、とりわけ伊藤美来が評価される所以は、ボーカルと楽曲ジャンルの親和性にある。

 

伊藤美来の飾らない歌声は、シティ・ポップ渋谷系といったポップスが描く「日常の延長」的な感覚とよく合っていて、たとえば、新しい服をおろして外に出たときに、いつもの日常が少しだけ色づいて見えるような、そんな感覚を楽曲に与えてくれる。

 

「hello new pink」については、「おすすめの曲5選(2020年5月) - 茜色ダイアリー」で詳しく触れている。

 

 

yu_tokiwa.djw.OSTER_project - murmur twins from O to W

作詞:常盤ゆう
作曲:脇田潤
編曲:OSTER project

3月4日リリース、『beatmania IIDX 20th Anniversary Tribute BEST』より。

 

このリミックスが世に出たのは2020年だが、原曲の「murmur twins」はbeatmania IIDX 8th Style(2002年)が初出。正直、2020年の曲として10選に入れるのはどうか、と思ったが、このリミックスがとても好きなので入れることにした。

 

鍵盤メインで構成される原曲に比べ、ストリングスがメインで使われており、ところによってはリハモが行われている。
この過程で原曲のイメージを大きく崩すような改変は行われていないものの、ストリングスやベースラインからリミキサーのOSTER projectの色をひしひしと感じることができる。

 

現在、『beatmania IIDX 20th Anniversary Tribute BEST』は配信が行われておらず、CDでしか入手することができないので勧めづらいが、「murmur twins」のファン、そしてOSTER projectのファンには是非、このリミックスを聴いてもらいたい。

 

 

駒形友梨 - On My Way

作詞:Kanata Okajima
作曲:中野領太
編曲:高橋 諒[Void_Chords

On My Way

On My Way

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3月4日リリース、駒形友梨 3rd mini Album『a Day』より。
2nd mini album『Indigo』まではサブスクにあるので、どこかのタイミングで解禁されるのだろう(3ヶ月で解禁されないなら、次は半年後か?)。

 

なんといっても、サビの入りのボーカルが良い。
駒形友梨の伸びやかで力強い歌声と、サビで最高の盛り上がりを見せるメロとが調和し、我々に活力を与えてくれる。

 

「陽の光、デイタイムの明るさや楽しさ」*1というアルバムのテーマと、彼女自身の歌声や人柄が非常によくマッチしているのも良い。

 

 

上田麗奈 - あまい夢

作詞・作曲:ORESAMA
編曲:⼩島英也

あまい夢

あまい夢

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(Spotify)
3月18日リリース、上田麗奈Empathy』より。

 

おそらく、#2020年上半期楽曲10選 もしくは #声優アーティスト楽曲大賞2020上半期 において、上田麗奈『Empathy』に収録されている曲は多くの人から選ばれるが、どの曲が選ばれるかはかなりバラけてくるのだと思う。実際、筆者もどの曲を選ぶか非常に悩んだ。

 

そういった葛藤の末、私が「あまい夢」を選んだのは、上田麗奈が新たに到達しようとした世界観を最も端的に表しているからに他ならない。
『Empathy』について、公式HP*2には「今までにないポップな曲調の楽曲などに挑戦」という文言があるが、これを最も感じさせるのが「あまい夢」だと言いたいわけである。

 

これに関しては、「おすすめの曲5選(2020年3月中旬) - 茜色ダイアリー」にて、より詳しい考察を行っている。

 

 

竹内アンナ - I My Me Myself

作詞・作曲:竹内アンナ
編曲:竹内アンナ、名村武

I My Me Myself

I My Me Myself

  • 竹内アンナ
  • J-Pop
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(Spotify)
3月18日リリース、竹内アンナ 1st Album『MATOUSIC』より。

 

昨年から今年にかけて、iri、eill、竹内アンナなどの女性R&Bシンガーが台頭してきている印象がある。なかでも、今回取り上げる竹内アンナは、自身が演奏するアコースティックギターサウンドを前面に押し出した、パワーのある楽曲が魅力だ。

 

「I My Me Myself」を取り上げたのは、私が彼女に出会ったのがこの曲だったからだ。本当は、『MATOUSIC』に収録されている曲のなかだと「SUNKISSed GIRL」、「B.M.B」あたりが好きなのだが、どちらも初出が2019年なので選ばなかった。

 

これも「おすすめの曲5選(2020年2月) - 茜色ダイアリー」で言及している。

 

 

AiRBLUE - 私たちはまだその春を知らない

作詞:shilo
作曲・編曲:石濱翔MONACA

私たちはまだその春を知らない

私たちはまだその春を知らない

  • AiRBLUE
  • アニメ
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(Spotify)
3月25日リリース、CUE! 02 Single『beautiful tomorrow』より。
「AiRBLUE Moon - MiRAGE! MiRAGE!!」と悩んだが、こちらで。

 

Dメロのタイトル回収がアツい(以下にDメロの歌詞を引用する)。

この初めての季節が
一度しかないことを
そう後で思い知るだろう
私たちはまだその春を知らない

青春の真っ只中にいることを「私たちはまだその春を知らない」と表現するのもかっこいい。

 

 

乃木坂46 - I see...

作詞:秋元康
作曲:youth case

編曲:佐々木博史

I see...

I see...

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(Spotify)
3月25日リリース、乃木坂46 25th Single『しあわせの保護色』より。

 

ディスコやファンクといったジャンルが土台にあるアイドル・ポップを、乃木坂46の4期生の雰囲気に合うようにチューニングし直したといった感覚の楽曲。
4つ打ちのキックの主張が割とはっきりしていたり、サビでストリングスが暴れまわっていたりといった90年代後半を思わせるアプローチを、未だ若い乃木坂46の面々でやることに価値があるのだと思う。

 

ラスサビ後の「ラララ...」のメロが完全に「Whiteberry - 夏祭り」なのが少し面白くて、そこを聴こうと延々リピートしていたら再生回数が80を超えていたらしい。

 

 

藤井 風 - 帰ろう

作詞・作曲:藤井 風

帰ろう

帰ろう

  • 藤井 風
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(Spotify)
5月20日リリース、藤井 風 1st Album『HELP EVER HURT NEVER』より。

 

このアルバムのなかで、藤井 風の価値観が最も色濃く反映されている曲だと思う。

ああ 全て与えて帰ろう
ああ 何も持たずに帰ろう

「より良い死に方をするために、より良い生き方をする」という彼の人生観を反映した歌詞は、私と同い年の人間が書いたものとは思えないほど、洞察が深い。

 

詳しくは「おすすめの曲5選(2020年5月) - 茜色ダイアリー」で考察している。

 

 

降幡愛 - CITY

作詞:降幡 愛
作曲・編曲:本間昭光(bluesofa)

CITY

CITY

  • 降幡 愛
  • J-Pop
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
6月11日先行リリース、降幡愛 Debut mini Album『Moonrise』のリードトラック。

 

「降幡が愛する1980年代のシティポップを、本間のプロデュースによって表現した楽曲」*3と評される本楽曲、生半可なリスペクトなどではなく、本気で80'sをやっている。

 

おそらく、降幡愛が抱えているファン層と80'sのファン層は面白いくらいに一致しない。前者のメイン層は、ラブライブ!サンシャイン!!黒澤ルビィ役で彼女のことを知った10代後半から20代後半の男性だろうが、この層がバチバチの80'sを聴くとは思えない。

 

しかしながら、私はこのリリースの主要な購買層であろう年代層に媚びず、自分がやりたい音楽を徹底的にやる姿勢を評価したい。10選に選んだのはそういった意図も含まれている。 

 

 

アルバム10選

POLLYANNA『pantomime』

(Apple Music) (Spotify)

 

1月29日リリース。
バンド結成当時、〈最新型渋谷系ポップ〉というキーワードを掲げていたPOLLYANNAが、〈ストライプ・ロック〉という新たなテーマのもとに制作した1st Full Album*4

 

これまでのリリース、なかでも1st 『CIRCLE』では、ポスト渋谷系(e.g.  Cymbals)へのリスペクトが分かりやすく感じられたが、本アルバムではその文脈を受け継ぎつつも、POLLYANNA独自の路線が提示されているように思う。

 

個人的なアルバムの聴きどころは「M4. シュガーレイン → M5. 運命の人」。

 

 

鹿乃『yuanfen』

(Spotify)

 

3月4日リリース。
田中秀和が全曲のサウンド・プロデュースを務めた、鹿乃の4th Album。
編曲陣も豪華で、そういった点でも注目度が高かった。

 

挑戦的な楽曲が多く、なかでも「M8 罰と罰」は作曲家本人に「激ヤバ鬼マスト」と言わせるほどのサウンド・メイキングで、大きな話題を呼んだ。

 

個人的には「M1. 午前0時の無力な神様」、「M4. KILIG」あたりをおすすめしたい。

 

にじさんじSMASH The PAINT!!』

(Apple Music) (Spotify)

 

3月18日リリース。
当時、サブスク解禁はおろか、ダウンロード配信すら行われなかったのは記憶に新しい。

 

Vtuberの縛りの無さを活かし(?)、各方面から豪華作家陣を大胆に集め、ボーカルのイメージと合うクリエイターを起用している点は評価が高い。たとえば、「M8. 圧 倒 的 存 在 感」では、でびるる×IOSYSという100点の組み合わせを提示してみせた。

 

何より、「M12. アンチグラビティ・ガール」を生んだことが、このアルバムの最高の功績だろう。

 

 

上田麗奈『Empathy』

(Apple Music) (Spotify)

 

3月18日リリース。
「自らによる作詞や、今までにないポップな曲調の楽曲などに挑戦」と銘打ち、デビューアルバム『RefRain』とは異なる世界観の表現を目指した意欲作。

 

上田麗奈の歌声」を軸にすることで、様々なジャンルが入り混じっても「上田麗奈」を感じられる。『Empathy』の魅力はまさにここにある。

 

 

竹内アンナ『MATOUSIC』

(Spotify)

 

3月18日リリース。
『MATOUSIC』というタイトルは竹内アンナが作った造語で、「思わず身にまとって出かけたくなる、1日を過ごしたくなる、そんな音楽でありたいという思いを込め」*5、「まとう」と「MUSIC」を足すことで出来上がった。

 

アルバムには、アコースティックギターサウンドが心地よいR&Bが多く収録され、日常を鮮やかに彩る。

 

 

iri『Sparkle』

(Spotify)

 

3月25日リリース。
注目の女性R&Bシンガー、iriの4th Album。

 

R&B、ヒップホップ、ファンクなどの様々なジャンルを織り交ぜ、そこに「重心の低い日本人離れした声質」*6と評されるボーカルが乗ることで出来上がる、質の高いグルーヴは必聴。

 

 

釘宮理恵『せめて空を』

(Spotify)

 

4月8日リリース。
前作『kokohadoko』から実に7年10ヶ月ぶりのミニアルバム。

 

釘宮理恵といえば、どうしてもツンデレキャラのイメージが先行してしまうが、本アルバムはそういった要素を切り離した、自然体な釘宮理恵を表現することに注力を置いているように感じる。

 

「川のせせらぎや森の音みたいな環境音楽、日常生活で流れていても嫌じゃない、さりげないものがやりたい」*7という本人の言葉通り、透明感がある優しい雰囲気の楽曲が多く、またそれが彼女の歌声ともよく合っている。

 

 

Run Girls, Run!『Run Girls, World!』

(Spotify)

 

5月20日リリース。
Run Girls, Run! 待望の1st Album。
これまでのシングルA面曲のほか、新曲として、ソロ曲とユニット曲がそれぞれ3曲ずつ収録されている。

 

「サクラジェラート」から続く四季シリーズの4曲目「水着とスイカ」、TVアニメ『キラッとプリ☆チャン』OP曲「イルミナージュ・ランド」、厚木那奈美ソロ曲「逆さまのガウディ」といったMONACAの作曲陣の意欲作が多く収録されており、その点で注目度が高かった。

 

個人的には「M13. イルミナージュ・ランド」で瀬尾祥太郎氏の作品を久しぶりに聴くことが出来たのが嬉しかった。

 

 

藤井 風『HELP EVER HURT NEVER』

(Spotify)

 

5月20日リリース。
2020年のJ-Popを代表するアーティスト、藤井 風の1st Album。

 

彼が有名になったきっかけである「何なんw」、「もうええわ」を始めとした全11曲は、彼の圧倒的な才能を感じさせる。

 

Vaundy、SIRUP、iriあたりのアーティストと一緒に押さえておきたい。

 

 

ふたりの文学『曲集』

(Apple Music) (Spotify)

 

6月5日リリース。
ふたりの文学、待望の1st Album。

 

まちカドまぞくOP曲「町かどタンジェント」の作詞・作編曲を務めたことで知られる辻林美穂と、POLLYANNAのベースを務める斎藤モトキがボーカルを務め、なおかつ楽曲の制作を行っていることもあってか、『曲集』にはシティ・ポップ渋谷系などの文脈を感じさせる良質なポップが揃う。

 

なかでも、本アルバム唯一の新曲「見つめていたい」のBメロ「UFOから覗いている臆病菌が邪魔で」からの展開は必聴。

 

 

 

補遺:#声優アーティスト楽曲大賞2020上半期 に向けて

楽曲10選とアルバム10選から、声優アーティスト楽曲のみをまとめておく。以下のまとめを私の #声優アーティスト楽曲大賞2020上半期 としたい(声優アーティストなのか判断が難しいアーティストには * をつけた)。

 

楽曲10選から

伊藤美来 - hello new pink
駒形友梨 - On My Way
上田麗奈 - あまい夢
* AiRBLUE - 私たちはまだその春を知らない
降幡愛 - CITY

 

アルバム10選から

上田麗奈『Empathy』
釘宮理恵『せめて空を』
Run Girls, Run!『Run Girls, World!』

おすすめの曲5選(2020年5月)

本日5月27日、誕生日を迎えました。
今年は水曜日だったので、大量のリリースに囲まれることになりました。

 

以下は誕生日と少し関係しているリンクです(時勢が時勢なので、無理のない範囲でもしよろしければ)。

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1RUI72M7IJB3V?ref_=wl_share

 

 

アルストロメリア - Love Addiction

作詞:鈴木静那
作曲:家原正樹、Jam9
編曲:家原正樹
弦管編曲:森 悠也

Love Addiction

Love Addiction

  • provided courtesy of iTunes

THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING 05』より。

 

月ノ美兎さんのシャニマスの配信で楽曲を試聴する流れになった際*1に、たまたま流れてきた「Love Addiction」のサビに惹かれ、急いで音源を手に入れたという過去がある。

 

個人的には、甜花ちゃんの甘いボーカルが印象に残る。特に語尾がいい。
1サビの「のぼせてばっかり Rescue me」やDメロの「夢のような時間に終わりはあるの?」あたり、なかなかにあざとい。

 

初めてフルを聴いたとき、2Aの入りにある怒涛のキメに驚かされた記憶がある。
これは試聴動画やGame Sizeにはないので、気になる方は是非フルを聴いてみてほしい。

 

 

Run Girls, Run! - イルミナージュ・ランド

作詞:只野菜摘
作曲・編曲:瀬尾祥太郎(MONACA)

イルミナージュ・ランド

イルミナージュ・ランド

  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
Run Girls, Run! 1st Album『Run Girls, World!』より。

 

Run Girls, Run! 待望の1st Album。
アルバムはこれまでにリリースされたシングルのA面曲7曲、新曲6曲に「カケル×カケル」を加えた全14曲で構成される。

 

本記事で紹介する曲を選ぶにあたって、「サクラジェラート」から続く四季シリーズの文脈を持つ「水着とスイカ」や、本アルバムでも圧倒的にヤバい音を鳴らしている「逆さまのガウディ」あたりも選択肢に挙がったのだが、今回は最も自然に受け入れることができた「イルミナージュ・ランド」を取り上げようと思う。

 

この曲を聴いていると、サビの頭にいわゆるハレ晴レ進行が用いられているのが分かる。この進行はこれまで「M@STERPIECE」や「Star!!」などのドラマティックでダイナミックな楽曲に多く用いられてきた。
おそらく、この曲は1st Albumという一つの区切りにおける集大成的な楽曲にすることを意識して作られていて、そういった意図を示す記号としてサビの頭にハレ晴レ進行を用いているのだと思われる。

 

僕は本アルバムのなかで「イルミナージュ・ランド」が最も Run Girls, Run! らしい曲だと感じている。おそらく、この点において、僕はこの曲を最も自然に受け入れることができたのではないかと思う。

 

 

藤井 風 - 帰ろう

作詞・作曲:藤井 風

帰ろう

帰ろう

  • 藤井 風
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
藤井 風 1st Album『HELP EVER HURT NEVER』より。
前回に引き続き、今回も彼の楽曲を取り上げることになってしまった。

 

彼の楽曲はキャッチーなフレーズを作り、それをリフレインするという構造が基本にある。

 

 

たとえば、上に挙げた「何なんw」では、楽曲のタイトルにもなっている「何なん」をサビで繰り返すことで印象づけている。以下はサビの歌詞である。

それは何なん
先がけてワシは言うたが
それならば何なん
何で何も聞いてくれんかったん
その顔は何なんw
花咲く町の角誓った
あの時の笑顔は何なん
あの時の涙は何じゃったん

 

この作風は本アルバムの至るところで用いられていて、今回取り上げる「帰ろう」では、まさしく「帰ろう」のリフレインが印象に残る。しかしながら、この曲の特筆すべき点はそこではない。この曲で取り上げなければならないのは、歌詞だろう。

 

以下に、ラスサビの歌詞の一部を引用する。

ああ 全て与えて帰ろう
ああ 何も持たずに帰ろう
与えられるものこそ 与えられたもの
ありがとう、って胸をはろう

なかなかに無粋な話になるが、おそらく彼の言う「帰る」というのは、むしろ「還る」という字があてられるような行為、つまりは死ぬことだと思う。
「ああ 全て与えて帰ろう」というのは、自分が死ぬときは周りの人間に、たとえば持っている愛を全て与えてからにしようというメッセージなのだろう。

 

彼は僕と同い年なのだが、既に彼は「より良い死に方をするために、より良い生き方をする」という境地に至っていて、それを歌にして表現しているというのが信じられないでいる(僕が真っ当な人間ではないというのもある)。
それと同時に、彼がふとJ-Popの潮流に現れたのは、既にこの境地に至っている彼の才能やら人柄やらに、多くの人々が魅了されているからだろうとも感じる。

 

 

伊藤美来 - hello new pink

作詞・作曲:ゆいにしお
編曲:水口浩次

hello new pink

hello new pink

  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
伊藤美来 6th Single『Plunderer』より。

 

『Plunderer』は今年の2月のリリースなのだが、何故か今月はよく聴いていた。

f:id:petitium:20200526214412p:plain

Scrobbles of "hello new pink"

 

1Bの歌詞がいい。

あなたに嫌われたくなくて いろんな色をまとってきたわ
でも無理やり染められてブリーチして傷み続けた私の心は?

1Aの「ピンクのワンピース 着てみてと言われて なんてナンセンスだと思った」を考えるに、私は「ピンク」は私の色じゃないと思っているのに、「あなたに嫌われたくなくて いろんな色をまとってきた」というのが、二人の関係性を上手く表している。
男の人の方が、女の子を自分好みに変えたかったりするんだろうな......

 

これは余談だが、個人的にはこういう方向性のほうがみっくに合っていると思う。
無論、タイアップなどの都合はあるだろうが、こういう方向性を忘れないでほしい。

 

 

猫叉Master - Reflection Into the EDEN

作曲・編曲:猫叉Master

Reflection Into the EDEN

Reflection Into the EDEN

  • 猫叉Master
  • J-Pop
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

猫叉Master 1st Album『Raindrops』より。
初出は beatmania IIDX 12 HAPPYSKY。その後、beatmania IIDX 20 tricoroでACに移植。現在は削除曲となっている(どうして)。一応、beatmania IIDX INFINITASというPC版IIDXで、この曲が収録されている楽曲パックを購入すればプレイすることができる。

 

本記事の音ゲー枠。
「おすすめの曲5選(2020年4月上旬)」から行っているこの試み、いつまで続けようかという悩みがある(そもそも、この枠に需要はあるのか...?)。

 

「Reflection Into the EDEN」が収録されているアルバム『Raindrops』は「原点にして頂点」的なアルバムで、猫叉Masterを語るうえで外せない一枚。
「サヨナラ・ヘヴン」、「Beyond The Earth」といった代表作もこのアルバムに収録されている。

 

この曲は空間表現がいい。
たとえば、イントロにおいてシンセが右斜め後ろから聴こえてきたり、それとは別のサウンドのシンセが左斜め前から聴こえてきたりと、横だけでなく縦方向にも空間が広がっていて、これがまさにタイトルの "reflection"(反射、反響)を示している。

 

この曲は残念ながら削除されてしまったが、上に挙げた代表曲や「Scar in the Earth」といった曲は現在でも遊ぶことができるので、弐寺をやっていて選曲に困ったという時はこれを思い出してほしい。

 

 

 


終わりだよ~

 

2週間前くらいに、DJを始めました。ソフトはrekordboxを使っています。

https://rekordbox.com/ja/download/

 

何も分かっていないので、フェードインとカットインだけ覚えて曲を繋いでいますが、DJコントローラーを持っていないので、フェードインやカットインをするのが謎に難しくなっています。

 

基本的には、1曲DJに使いたい曲を決めて、その曲とBPMが近いものを繋ぐようにしているのですが、これがなかなか難しいです。BPMに囚われない方がいいのか...?

 

とりあえず、本記事のために録ったmixを貼っておきます。良かったら聴いてみてください。

おすすめの曲5選(2020年4月中旬・下旬)

結局、今月も最終日ギリギリに投稿しています。
そのうえ、月3記事の予定が月2記事止まり。
自粛続きで暇なはずなんですが、何故こんなことに......?

 

 

 

諏訪ななか - 溶けるみたい

作詞・作曲・編曲:鶴﨑輝一

溶けるみたい

溶けるみたい

  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
諏訪ななか 1st Album『So Sweet Dolce』より。

 

世界観にブレが無いな、というのが本アルバムへのファースト・インプレッションだった。本アルバムは『So Sweet Dolce』のタイトルが示す通り、徹底的に「甘々」な世界観を貫いている。
特にそれが感じられるのがアー写やアルバムジャケットといったビジュアルイメージだ。ピンクやパープルといったパステルカラーの背景に、ガーリーファッションを身に纏った諏訪ななかという構図を外さないのには、ある種の執念すら感じる。

 

今回取り上げる「溶けるみたい」は、本アルバムでは最も彼女らしい曲だと思う。
聞き所は1Cと3Cの歌詞の違いだろう。以下に1Cの歌詞を引用する。

氷が溶けるみたいに この恋も消えてしまえば
些細なことでやきもちやいたりして
落ち込むこともなくなるのに
君が笑うたびに この恋は色づいていく
赤く赤く染まる熟したリンゴみたい
ねえ、あたしもっと意地悪になりそう

1Cと3Cの歌詞は5行目まで同じで、最後の歌詞だけが違うのだが、そこで彼女が出した結論があらわになる。恋愛のつらい部分に悩む彼女がどういう決断をしたのか、ここではあえて言及しないことにする。

 

本アルバムは、日本コロンビアからのリリースということもあってか、それなりに馴染みのある作家陣が楽曲を提供しているが、そのなかでもSUPA LOVEの松坂康司さんの活躍が目立つ(全10曲のうち5曲の作編曲を担当している)。
松坂康司さんのファンでまだ聴いてないよ~、という方はチェックしたほうがいいだろう。

 

 

藤井 風 - 優しさ

作詞・作曲:藤井 風

優しさ

優しさ

  • 藤井 風
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
藤井 風 1st Album『HELP EVER HURT NEVER』より。

 

本記事のトレンド枠。
2020年のJ-Popシーンを考えたとき、流石に藤井 風の1st Albumは無視できない。
何なんw」と「もうええわ」だけで、J-Popシーンの中心に立ってみせるのはなかなか出来ることではない。

 

個人的には、今回取り上げる「優しさ」にしろ、これまでのリリースにしろ、彼の曲がJ-Popシーンで受け入れられるものなんだなぁという驚きがある。
彼の曲はあえてあてはめるならR&Bやソウルといったジャンルになるんだろうが、こういったジャンルが万人受けするか?と言われると違う気がする。
これはJ-PopシーンのトレンドとしてR&B、ソウル、HIPHOPといったジャンル自体が流行しているということなのか、そうではなくて「藤井 風」が圧倒的にすごいやつなのか。そんなことを考えながら『HELP EVER HURT NEVER』のリリースを待ちたい。

 

 

麻倉もも - Twinkle Love

作詞:Mahiro
作曲・編曲:KOUTAPAI

Twinkle Love

Twinkle Love

  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
麻倉もも 2nd Album『Agapanthus』より。

 

本アルバムだと「Twinkle Love」が一番好きで、次点で「Agapanthus」が好きだった。
アルバムはベストアルバムのような感じで、アルバム全体に軸を通して一つの作品にする、統一感を持たせるといった意識は、個人的にはあまり感じられなかった(上田麗奈『Empathy』が非常に高い完成度でそれをやっていたのも、この評価に影響していると思う)。

この曲は、2Bの終わりの テー テッテッテ ピコン からDメロまでの疾走感が良い。
おそらく、この曲は、AメロやBメロをBPM96と捉え、サビをBPM193として捉えるべきなのだと思う。
加えて、サビのメロがやたらゆったりしていることにも注目しておきたい。以下は1Cの歌詞である。

Twinkle Love 星が
瞬く夜のひとりごと
好きで 好きで
「夢の中でも君と 会いたい」

サビの疾走感のなかで、「Twinkle Love 星が瞬く夜のひとりごと」の部分をあえてゆったりとしたメロにすることで、曲のタイトルにもなっている「Twinkle Love」を目立たせるのは上手いやり方だと思う。

 

 

Zatta - Skit

作詞・作曲・編曲:Zatta

Skit

Skit

  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
Zatta 1st full Album『ZATTA 2』より。

 

ZattaはKeach Arimoto(@k11ch11)とTaishi Sato(@taison0016)によるユニット。
正直、Zattaについてこれ以上のことは分からない( 『Zatta 2』のlinkcoreページにZattaについての情報と、本アルバムの聞きどころが少しだけ載っている)。

 

自分との接点を探した結果、「佐藤千亜妃 - Spangle」(from『PLANET』)の編曲にKeach ArimotoがTondenhey名義で参加していることが分かった。

Spangle

Spangle

  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)

この情報で彼らがどういった文脈の上で音楽をやっているのかが伝わればいいが...

 

さて、今回取り上げる「Skit」は、個人的には「パスピエ - 気象予報士の憂鬱」(from『ONOMIMONO』)と役割が似たトラックだと感じている。

 

 

上のプレビューを見ると、「気象予報士の憂鬱」はアルバムの真ん中に置かれているのが分かると思う。そして、アルバムを通して聴くと、この「気象予報士の憂鬱」が他の曲より尺が短く、楽曲としても奇抜であることに気づくだろう。
最近では上田麗奈『Empathy』において3曲目と7曲目にインスト音源を挟むことで、アルバムの構成にメリハリを与える演出が見られたが、「気象予報士の憂鬱」が果たしているのはまさにこの役割で、今回取り上げる「Skit」についても同じことが言えるのではないかと思っている。

 

「Skit」はアルバム(全10曲)の6曲目に配置されており、曲の尺も1分強しかない。歌詞らしい歌詞は「好きと言って ポッと頬が赤くなっちゃった」だけである。
ただ、アルバムの中でその奇抜さがかなり目立つため、アルバムを聴き流していても、ここで一度立ち止まることが出来る。

 

こういったアルバム全体を俯瞰したうえでの演出を評価し、今回は「Skit」を取り上げたが、Tr.1の「雲」やTr.5の「Can You See a Miracle?」など良曲が多く存在するので、ピンと来る方は是非聴いてみてほしい。

 

 

sasakure.UK - ネリと琥珀

作曲:sasakure.UK

コナミ音楽ゲームノスタルジア Op.2」(現行機種は Op.3)にて、書き下ろし新曲として収録された楽曲。
BEMANI PIANO COLLECTION ノスタルジア』にピアノアレンジが収録されている。ノスタルジアにはオリジナル音源を収録したサウンドトラックが存在しないため、オリジナル音源を聴きたければ実際にプレイするほかない。解禁曲ではないため、はじめから選曲できるのが救いか。

 

この曲は、初めて聴いたときから「ネリと琥珀糖」というタイトルが好きだった。
そもそも「琥珀糖」というのは以下のようなものである。

 

f:id:petitium:20200430222428j:plain

 

この曲はおそらく「ネリと琥珀糖」というタイトルが最初にあって、「琥珀糖」のキラキラした見た目をイメージして曲を作ったんだろうな、というのが曲調やサウンドからとてもよく伝わってくるのがいい。

 

ゲーセンに行けるようになったら、ネリと琥珀糖をシバきたいね......。

 

 

 


終わりだよ~

 

書くことが無いので、「New Releases」プレイリストを貼っておきます。
自粛続きで聴くものが無くなったときに是非。

 

Apple Music>

 

Spotify

おすすめの曲5選(2020年4月上旬)

4月8日は『DREAMY-LOGUE』や『Agapanthus』、『ニュース』など多くの有力なリリースが来ることが分かっていたので、それまでに聴いていた曲をまとめたいと思っていました。書き上げる前に8日を迎えてしまいましたが......。
記事を書きつつ、今日のリリースを一通り聴いた感じでは、『LIES & TIES』と『せめて空を』が好きでした。このあたりは次回の記事で取り上げるかもしれません。

 

 

 

ねもぺろ from でんぱ組.inc - ♡夜ふかし乙女のドキドキはっぴぃでぃず♡

作詞・作曲・編曲:村カワ基成

♡夜ふかし乙女のドキドキはっぴぃでぃず♡

♡夜ふかし乙女のドキドキはっぴぃでぃず♡

  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
ねもぺろ from でんぱ組.incしゅきしゅきしゅきぴ♡がとまらないっ…!』より。

 

ねもぺろは、でんぱ組.inc根本凪(ねも)と鹿目凛(ぺろりん)によるスピンオフユニット。今回取り上げなかったシングル表題曲「しゅきしゅきしゅきぴ♡がとまらないっ…!」のMVを見てもらえば、ユニットの方向性は大体理解できると思う。

 

今回取り上げる「♡夜ふかし乙女のドキドキはっぴぃでぃず♡」は、渋谷系の元祖と謳われるピチカート・ファイブをかなり意識していると思われる。
たとえば、イントロの展開はキーとBPMこそ違うが、ほぼ「ベイビィ・ポータブル・ロック」のそれだ。

 

しかし、単純に渋谷系のリスペクトをしているわけでもない。
個人的にそれを感じるのは、サビの途中に入る「ふわふわ」だ(試聴でも 0:10- あたりで確認ができる)。これが入るだけで、途端にアイドルソングらしくなる。

 

ユニットの方向性に若干の戸惑いはあるものの、結局「渋谷系×Kawaii」を見せつけられたら勝てないなというのを実感したリリース。

 

 

SIRUP - Need You Bad

作詞:SIRUP
作曲:SIRUP、STUTS

Need You Bad

Need You Bad

  • SIRUP
  • R&B/ソウル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
SIRUP『CIY』より。

 

本記事のトレンド枠(ミュージック・シーンのトレンドを意識した選曲をする枠、基本的に5曲のうちの1曲)。
トレンドとはいえ、SIRUPを知らないという方もいると思われるので、公式HPのBIOGRAPHYを引用しておく。

「SIRUP(シラップ)」
ルーツであるR&B/ソウル、HIPHOPなどをベースにジャンルを超えて様々なクリエイターとコラボし、新しいものを生み出していく。
その変幻自在なボーカルスタイル、五感を刺激するグルーヴィーなサウンド、そして個性的な歌詞の世界観でリスナーを魅了する。
SIRUPは、Sing & Rapからなる造語。

引用:BIOGRAPHY – SIRUP

ひとまず、彼がR&B/ソウル、HIPHOPなどをルーツにしたスタイルの音楽をやっているというのが伝わればそれでいい。なんで、こういうBIOGRAPHYってイマイチ伝わらない感じの文章なんでしょうね...?

 

本アルバムのタイトル『CIY』は「”Choice is Yours”の略で、「愛」を自身が”どう使うか”が人生において最大の鍵となっているという今作のテーマがタイトルに込められている」*1らしい。

 

今回取り上げる「Need You Bad」は、恋愛において「「愛」を自身が”どう使うか”」を考えた本作らしい楽曲だ。

君のものじゃ ないんだから
自由にさせてくれよ
心 ウラハラ 言葉は無料(タダ)
でも確かなことは
I need you oh
Oh like this

「君のものじゃないんだから 自由にさせてくれよ」と思いながらも、あなたとの関係を終わらせたくはないという葛藤に、共感する人も多いのではないだろうか。

 

2020年は、R&BHIPHOPが来ると個人的には思っている。
『CIY』からその世界の一端に触れてみるというのもいいかもしれない。

 

 

K E I_H A Y A S H I - Just Believe

作詞・作曲:K E I_H A Y A S H I

Just Believe

Just Believe

  • K E I_H A Y A S H I
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
K E I_H A Y A S H I『Just Believe』より。

 

まずはK E I_H A Y A S H Iの公式HPのABOUTを一部引用しておく。

北海道出身、1990年5月13日生まれ。シンガー・ソングライター。学生時代、地元札幌では積極的にライブ活動を行っていた。東京に上京してからは数多くのアーティストのライブサポートとしてステージに参加するなど、また、クリエイターとしてはTVCM、映画、ゲーム音楽等の制作、メジャーアーティストへの楽曲提供を行ってきた。裏方としての経験を経て、「本当に伝えたいメッセージは、自分自身が発信しないと伝わらない」と気づかされた時、自身が表に出ることを決意。2019年より、本格的に活動ベースを裏舞台から表舞台に移し、5月に1stトラック “Enough Love”のリリースを記念した初のワンマンライブを開催。会場を沸かせ、大成功を収めた。

引用:K E I_H A Y A S H I

ここから先には、「○○にランクインした」「公式プレイリストに選出された」といった実績が書かれているだけだったので省略させてもらった。
「五感を刺激するグルーヴィーなサウンド」などと書かれてもよくわからないが、実績だけを書かれても、それはそれでどんな音楽をやっているのかわからない(これが企業が学生の自己PRを見るときの気持ちなんだろうね...)。

 

今回取り上げる「Just Believe」は、非常に爽やかなポップス。
なんとなく「広瀬香美 - Groovy!」(CCさくら クロウカード編 第1期ED)を思い出す。

 

歌い出しの歌詞がいい。

幼い頃は自分を
きっと特別なんだって信じてた
道端の石ころ一つで
無限のロマンも集められたのに

この後、もう幼い頃に想像していた未来を生きていくことはできないと続くのではなく、今からでもそれを追いかけるのは遅くないというメッセージが続くあたりに、彼の思いが感じられる。

 

気分が重たくなったときに、この曲を思い出してほしい(気分が重いときに「頑張れ」と言われるのはつらいという人もいるかもしれないが...)。

 

 

かめりあ feat. ななひら - Amor De Verão

作詞・作曲・編曲:かめりあ

Amor De Verão

Amor De Verão

  • かめりあ feat. ななひら
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(Spotifyはありません)
beatmania IIDX 25 CANNON BALLERS ORIGINAL SOUNDTRACK』より。

 

本記事の音ゲー枠。

以前、このツイートを見た際、僕も音ゲーのおかげでそれまで知らなかったジャンルの音楽に触れる機会が増えたことを思い出した。
それと同時に、音ゲーをやらない人にも同じ体験をしてほしいと感じたので、これからしばらくの間、枠を1曲取り、僕が実際にプレイしたなかで好きだった曲を紹介していこうと思う。

 

「Amor De Verão」(アモール・ディ・ヴィラーオ)*2ポルトガル語で「夏の愛」といった意味。前置詞 "De" が名詞の後ろに来るのはロマンス語という感じがする。
なぜポルトガル語のタイトルなのかといえば、それはこの曲が「「ラテンミュージック+ベースミュージックで!」というオーダー」*3で作られたからである。
曲を聴いてもらえば、曲の随所にホイッスルだったり、サンバのリズムが取り入れられていることが分かるだろう。

 

ただ、ラテンミュージックに寄せているわけでもなく、ところどころでかめりあの代名詞である重たく鋭いベースが鳴っていたり、声ネタとしてななひらのボイスが用いられたりと、音ゲーチックな要素も顔を見せている。
実際、弐寺では、全難易度でななひらの声ネタが皿に割り当てられており、タイミング良く皿を回すことができると声ネタを再現できて楽しい。

 

アーケードゲームの音源ゆえに、サントラを手に入れるか、実際にプレイするかでしか音楽を聴くことができないが、興味があれば、是非音ゲー界隈を覗いてみてほしい。

 

 

lilwaterbed - Ferris Wheel

作詞・作曲:不明*4

Ferris Wheel

Ferris Wheel

  • lilwaterbed
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
lilwaterbed『Ferris Wheel』より。

 

僕自身、どこでこの曲のことを知ったのか覚えていない。
近頃、知らない音楽をdigるために、「TOKYO GROOVE selected by DJ HASEBE」や「Monday Spin」などのプレイリストを聴いている。この曲もそれで見つけたものだと思うのだが、どのプレイリストで見つけたかを忘れてしまった。
今となっては、いつの間にかライブラリに入っていた曲になってしまっている。

 

それはともかく、lilwaterbedという人物を知らなかったので紹介したいのだが、正直どんな人物なのか分からない。
とりあえず、彼のTwitterInstagramsoundcloudSpotifyのアカウントは見つけたが、BIOGRAPHYにあたるものは載っておらず、分かったのは彼がヒューストン在住だということぐらいだった。
またGeniusには以下のような記載があった。

Christopher Foster, better known by his stage name lilwaterbed, is an American rapper, singer, producer and songwriter. He is 19 and hails from Houston, Texas and has collaborated with fellow Texans babyfaygo and lilbootycall.

引用:​lilwaterbed Lyrics, Songs, and Albums | Genius

 

Spotifyの人気曲を見るに、『Essentials』というEPが彼の代表作らしい。

lilwaterbedがどんな音楽を作っているかは、このEPを聴けば大体分かるだろう。

 

さて、そろそろ「Ferris Wheel」の話をしよう。
個人的には、この曲はイントロが良いと思っている。
Tomgggあたりが使いそうな優しい音と、時計の秒針のような音が重なり、観覧車に乗って夜景を眺めているかのようなロマンチックな雰囲気に浸ることができる。

 

結局、どこの誰が作った音楽なのかもよく分かっていないが、そんな音楽でも気軽に聴けるのがサブスクの良いところなのではないかと思う。

 

 

 


終わりだよ~

 

皆さん、「Tokyo LosT Tracks -サクラチル-」というLo-fi Beatsチャンネルが、3月21日から公開されているのを知っていますか?

この企画では、上のチャンネルでチルアウトミュージックが24時間365日配信されています。また、SpotifyApple Musicでプレイリストが公開されています。

 

3月21日当時は様子見していたんですが、4月8日になって、EVISBEATSの書き下ろし新曲が追加されるという動きもあって、なかなか面白くなりそうだなと思っています。

*1:3rd EP「CIY」 – SIRUP より引用。

*2:IPA表記は /ɐˈmoɾ dɨ verˈãw/ 、ポルトガル語、意外と中舌の母音が多いんですね......

*3:beatmania IIDX 25 CANNON BALLERS より引用。

*4:おそらくlilwaterbed本人だとは思うが...

おすすめの曲5選(2020年3月中旬)

3月もいつの間にかあと1日ですよ。
笑えてきますね(笑いごとではない)。

 

 

(Spotify)

 

 

上田麗奈 - あまい夢

作詞・作曲:ORESAMA
編曲:小島英也

あまい夢

あまい夢

  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
上田麗奈Empathy』より。

 

『Empathy』もまた、2020年で指折りのリリースと言えるだろう。
アルバムの内容に詳しく触れると、それだけで1つの記事が出来てしまうので、ここでは公式HPのコメントを引用するに留めておく*1

上田麗奈が今、表現したいことに挑戦したニューアルバム”Empathy""!
今作では自らによる作詞や、今までにないポップな曲調の楽曲などに挑戦。Kai Takahashi(LUCKY TAPES)や、ORESAMAなど豪華作家陣が書き下ろした新曲満載でお届けします。
凛とした透き通る歌声が楽曲に鮮やかな色をつけ、""アーティスト上田麗奈""としての新たな一面を魅せる一枚です。

「凛とした透き通る歌声が楽曲に鮮やかな色をつけ」と紹介文にあるが、このアルバムの魅力はまさにここにあると僕は思っている。アルバムを通して聴いたとき、様々なジャンルの楽曲があるのに、『Empathy』という1つの作品になっていると感じるのは、上田麗奈の歌声が作品の軸として確かに存在しているからであろう。

 

今回、僕が取り上げる「あまい夢」は、先ほどの紹介文の「今までにないポップな曲調の楽曲」にあたる曲だ。楽曲制作はORESAMAが担当しており、曲調にもそれがよく表れている。

 

僕は、この曲は彼女にとって、ブレイクスルーなのではないかと思っている。
彼女のデビューミニアルバム『RefRain』は、いわゆる「ポップな曲調」とは無縁の作品だった。

公式HPにて「彼女自身がデザイナー、監督と打ち合わせを重ねて自身のイメージ、インスピレーション、芸術性を投影した作品」*2と紹介されている通り、『RefRain』は声優アーティストのデビューミニアルバムとは思えない、独特な世界観を持った作品だった。

 

僕は、このリリースを経て、あえて「ポップな曲調」の楽曲である「あまい夢」を歌ったのは、独特な世界観に身を置かなくても、「上田麗奈」という人間を表現できるところまで彼女が成長したからではないかと思っている。

 

なんだか難しいことを長々と綴ってきたが、ただ音に身を任せ、何も考えずに聴くのもこの曲の楽しみ方のひとつだと思う。
それぞれの楽しみ方で、声優アーティスト「上田麗奈」の新境地を体験してほしい。

 

 

竹内アンナ - B.M.B

作詞・作曲:竹内アンナ
編曲:名村武

B.M.B

B.M.B

  • 竹内アンナ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
竹内アンナ『MATOUSIC』より。

 

まずは『MATOUSIC』というアルバムタイトルに触れておきたい。

──まずは「MATOUSIC」というタイトルに込めた思いを聞かせてください。

これは私が作り出した造語なんですが、“EPシリーズ”の“at”がAnna Takeuchiの頭文字を使ったものなので、最初は“at~”シリーズでもいいかなとも思ったんです。でも、せっかくアルバムという別の単位のものになるので、今回は新しくタイトルを付けたいなって。じゃあ、自分の音楽がどういうものでありたいかと改めて考えたとき、服を着るとか、靴を履く、香水をつける……そんな生活の延長線上に自然とある存在であってほしい。思わず身にまとって出かけたくなる、1日を過ごしたくなる、そんな音楽でありたいという思いを込めて、“まとう+MUSIC=「MATOUSIC」”と名付けました。

引用:竹内アンナ「MATOUSIC」インタビュー|日常にきらめきをプラスする1stアルバム - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

アコースティックギターを基調とした明るく爽やかなポップスは、まさに「身にまとって出かけたくなる」ハッピーな音楽だ。

 

今回紹介する「B.M.B」は、本アルバム屈指のアッパーチューン。
サビのフレーズに、竹内アンナらしさがよく表れている。

最大級で最上級 とびきりにキュートなわたしで
会いたいんだって 会いたいんだ come on Be My Baby
何十回も何百回でも 甘い期待と夢を見てる
止めらんないよ 止めらんない come on Be My Baby now

メロディのリズム感もさることながら、キュートな歌詞をストレートに伝えることで、フレーズがより力強く、実感のあるものになっている。

 

以前の記事で、本アルバムのリード曲「I My Me Myself」を取り上げているので、気になる方はそちらもチェックしてほしい。

 

 

POLY - my mind

作詞・作曲:やすだちひろ
編曲:石井浩平

my mind

my mind

  • POLY
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
POLY『MIRROR』より。

 

まず、読者の方が思い浮かべるであろう「POLYって何者?」という疑問に先立って答えておく。

POLYの名前の由来である”polyphony”とは、

複数の独立した声部(パート)からなる音楽のこと。

また、”和音”や”重なり”のような意。

POLYはファッション、音楽、アートなど、

一つのカルチャーとして

色々なコンテンツを融合させながら

制作していきます。

引用:https://www.is-poly.com/concept

POLYはやすだちひろ@yasudachihirooo)という方がやっているらしい。僕は、彼女は自己表現をしたくて、POLYのファッションや音楽、アートといったものはその結果生まれてきたものだと捉えている。

 

近頃、にわかに「夜間闇ぶりミュージック」*3が流行の兆しを見せている(※僕が普段住んでいる界隈で)。
ただ、とある楽曲がこのカテゴリーにあてはまるかどうかの判断は、個人的な感覚によって若干のズレがあり、これを満たしていれば「夜間闇ぶりミュージック」だという基準がない。
そこで、僭越ながら「夜間闇ぶりミュージック」の基準をひとつ提案してみたい。

 

「夜間闇ぶりミュージック」の1つの基準、それは楽曲にトラップ・ビーツが用いられていることである。いきなりトラップ・ビーツと言われてもピンと来ないと思うので、「夜間闇ぶりミュージック」界の大アンセム、「ナナヲアカリ - Youth」を用いてトラップ・ビーツを説明してみたい。

Youth

Youth

  • ナナヲアカリ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)

 

Aメロから入ってくる8ビートの途中で、ハイハットの連続音が唐突に入ってくるのがわかるだろうか。このハイハットの連続音がまさにトラップ・ビーツの特徴だ。シンプルな8ビートに32分や64分と表現されるような特徴的な連続音が聴こえてきたら、トラップ・ビーツだと思っていい。

 

今回はトラップ・ビーツを取り上げたが、「夜間闇ぶりミュージック」はおそらくトラップ・ビーツ以外にもヒップホップの要素を多分に含んだカテゴリーなのだろう。音数が少なく、リリックが直接的に届きやすいヒップホップというジャンルは、確かに夜間に闇ぶるオタクとの親和性が高いように思える。

 

さて、なぜここまで「夜間闇ぶりミュージック」の考察を長々と書いてきたかといえば、僕が紹介したかった「POLY - my mind」がまさにそれだったからである。
「夜間闇ぶりミュージック」界隈のさらなる発展を願い、この節は終わりとしたい。

 

 

iri - Coaster

作詞・作曲:iri

Coaster

Coaster

  • iri
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
iri『Sparkle』より。

 

なんていうか、自分でもド安定のところを選んだな、という感覚がする。
ヒップホップやR&Bと聞いてピンと来る方は、押さえておくべきだろう。
こういうことはあまり言いたくないが、2020年、確実に流行するアーティストのひとりだと思う。

 

この曲では、OKAMOTO'Sのハマ・オカモトがベースを演奏しているらしい。

4曲目の「coaster」でいうとSANABAGUNのドラムの(澤村)一平君から連絡があり、(OKAMOTO’Sの)ハマ君とトラックメーカーのSTUTS君の3人で曲を作ると言っていて、「歌ってくれない?」と誘われたのがきっかけです。

引用:今、知っておくべき注目のアーティストiri 成長を続ける彼女の現在地 | WWD JAPAN.com

そのおかげか、イントロから洗練されたグルーヴのなかに身を置くことができる。

 

このアルバムの表題曲「Sparkle」も「竹内アンナ - I My Me Myself」と同じように過去の記事で紹介している。気になる方はそちらも是非。

 

 

YUC'e - Cinnamon Symphony

作詞・作曲:YUC'e

Cinnamon Symphony

Cinnamon Symphony

  • YUC'e
  • エレクトロニック
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
5月13日リリース、『Romantic Jam』からの先行配信。
この曲以外にも、3月11日には「Sunset Tea Cup」、3月18日には「macaron moon」が配信されている。

ツイートを見ても分かる通り、この先行配信は9週連続アップロードの一環として行われており、これからも毎週水曜日の0時に先行配信が行われることが予想できる。Kawaii Future Bass界隈(?)に住んでいる人は押さえておくべきだろう。 

 

この曲のポイントは 0:55- あたりから始まる、頭の悪いドロップだろう。
曲の途中でドロップを入れて曲調を急に変化させる手法をYUC'eは割と取りがちではあるが、ここまで重い音を使うことは珍しい。
曲全体のダークな雰囲気を相まって、ドロップがより刺々しいものになっているのも良い。

 

『Future Cαke』のリリースがあったことで、Yunomi、Snail's House、Norなどと並び、Kawaii Future Bassの人の認識が強い彼女だが、今回の『Romantic Jam』のリリースで印象が変わればいいなぁと僕は思っている。

 

 

 


終わりだよ~
某ウイルスが本格的にやばい感じになってきましたね。


実は、「1st ALBUM Release SOLO Tour『MATOUSIC』」福岡公演のチケットを握っているのですが、流石に延期か中止かなぁと思っています。行きたかった...。
「fun time HOLIDAY 8」も福岡公演のチケットを握っていたんですが、延期になりましたね...。

 

3月はたまたまイベントを何にも入れてなかったので、延期や中止でメンブレすることもなかったんですが、実際、身に降りかかると寂しい気持ちになりますね。
一刻も早く、事態が収束するといいんですが...。

*1:Empathy - 上田麗奈 | Lantis web site より引用。

*2:RefRain - 上田麗奈 | Lantis web site より引用。

*3:

夜間闇ぶりミュージックが豊作だったので…(夜間闇ぶりミュージック…夜間に闇ぶる時に聴くミュージックのこと)

2019年楽曲10選!!!の話 - しよてんインターネット