最近聴いている曲(2021年6月下旬)
こんにちは、七彩茜です。
月末までに #2021年上半期楽曲10選 の記事があげられたら、と思っています。
注意点
毎週更新するため、次回更新時に今回のプレイリストの内容は消えてしまいます。
プレイリストの内容を保存したい場合は、各々でコピーなどの作業を行ってください。
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CANDYGIRL - Uh-Oh
作詞・作曲・編曲:CANDYGIRL
(Spotify)
CANDYGIRL 1st Album『How is the ALt universe?』からの先行リリース。
CANDYGIRL 1st Album
— CANDYGIRL (@o0oCANDYGIRLo0o) June 22, 2021
“How is the ALt universe?”
2021 06 30 WED 00:00
01.Entrance
02.Heavymetal
03.Uh-Oh
04.Rosalia
05.Burn The Witch
06.Pluto (feat. Jua)
07.Interstellar
08.Aureole pic.twitter.com/0UqkcCZHvq
CANDYGIRLはferrry(ボーカル)とDetch(プロデューサー)の2人からなる。
これ以上の情報は発信されておらず、なかなかに謎めいたユニットだ。
リズムの根底にあるのはトラップだ。Aメロに見られる16ビートなんかが典型的だろう。
また、 曲のなかでテンポの波を作るのもそれらしい。AメロやBメロは比較的ゆったりとしているが、サビからはリズム・パターンが変わり、テンポが倍になったように感じられる。
ferrryの流れるようなフロウも心地いい。
空は二義的このヒガラ
きみ give me 右 火火
冷え冷えの模様
たかだか大気圏
くだらない大事件
しでかせ己
前半部分(空は二義的~)はサラっと流しているのに対し、後半部分(たかだか~)は押韻をしっかり聴かせている。軽やかでいいラップだと思う。
謎が多く、現状は知名度も高くないCANDYGIRL。
今後の動向に注目しておきたい。
ぜったくん - Man Say Bien
作詞・作曲・編曲:ZETTAKUN
(Spotify)
ぜったくんは東京・町田出身のラッパー&トラックメイカー。
アーティストページのBIOGRAPHYに、大学卒業後に就職した会社を2時間で辞めたという武勇伝(?)がわざわざ書かれていたりする*1。
さて、タイトルの「Man Say Bien」とは慢性鼻炎のこと。
実際に、曲中には慢性鼻炎を思わせるリリックが多く散りばめられている。
猫アレルギー、スギ、ブタクサ、ハウスダスト
消えてくれ~!
花粉症やアレルギー性鼻炎で悩まされている人は、一度はこんなことを考えたことがあるだろう(筆者も花粉症なので、気持ちはよくわかる)。
しかし、この曲の本質は別にある。
ぜったくんは、この曲について、以下のコメントを残している。
あの人がどうして泣いてるのかわからない。。。
そのすべてを慢性鼻炎のせいだと押しつける曲です。本当は涙の理由に気づいています。
後から思い返して鼻詰まりすらもいい思い出だったなぁとなりたいものですね。
みなさまお大事にどうぞ。
確かに、リリックを眺めていると、この曲が「慢性鼻炎がどうこう」という曲ではないことがわかる。なかなか上手いこと書くやん...。
トラックもKawaii系のトラップでキャッチー。
ティーンエージャー向きの雰囲気はあるが、押さえておく価値はある。
MORE MORE JUMP! - アイドル新鋭隊 (feat. 花里みのり, 桐谷遥, 桃井愛莉, 日野森雫 & 初音ミク)
作詞・作曲・編曲:Mitchie M
(Spotify)
MORE MORE JUMP! 1st Single『アイドル新鋭隊/モア!ジャンプ!モア!』より。
MORE MORE JUMP! については、スマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(以下、プロセカ)に登場するユニットであることと、CV. 吉岡茉祐のキャラクターがいることくらいしか知らないので、プロセカの文脈で語ることはできないと予め断っておく。
アイドルソングらしい仕掛けが多くて面白い。
曲全体にわたって、「ファイト ファイト みのり~!」のようなコールが入っているし、BメロではしっかりPPPHをやる。サビで、MORE MORE JUMP! の「JUMP!!」に合わせて跳びポが用意されているのもいい(そのせいで、やたら跳ぶことになるが...)。
そのうえで、ボカロ曲っぽさが残っているのもいい。
初音ミクの調教はなるほどMitchie Mさんだという感じがするし、打ち込み中心のサウンドもそれっぽい。
フォロワーさんが言及していたが、ラスサビで急にアーメンブレイクが入ってくる自由さも、ボカロ曲だから許されている節がある。
個人的には、普通に吉岡茉祐さんの声が聴こえてくるのに対して、不思議な感覚を覚える。またアイドルやってるんだなぁ...
終わりだよ~
火曜に「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」を観てきました。
— 七彩茜 (@7iro_akane) June 22, 2021
フォロワーさんがやたら絶賛をしていたので覚悟をしていたんですが、想像以上でした。映画の内容には触れませんが、単純にアニメーションとしてクオリティが高いものだと感じました。
まず、「音」の使い方が上手かった。劇中歌などの音楽はもちろん、映画館という空間にどのように音を響かせるかがよく練られていたと思います。映像の方も、表現手法が多彩で、なるほどそういう見せ方もあるんだ、と驚くことが多かったです。
個人的には、劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトはぜひ映画館で観てもらいたいと思っています。しかし、他の映画の公開日が重なるなど諸々の事情があるらしく、各劇場で上映回数が減ってきているようです(僕が18:10からの回を観に行っているのも、上映回数が減って、この回しかやってなかったからです)。
そもそも、劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトは上映されている劇場も少なく、地方民の方のなかには観に行きたくてもいけない、という方もいるかもしれませんが、近くに劇場があり、興味はあるもののまだ観ていないという方は早いうちに観に行くことをオススメします。
*1:CINRA.NETのインタビューによれば、実際には、その会社の近くに引っ越すことを強制され、それを拒否したら辞めさせられたらしい。