茜色ダイアリー

僕の日常を切り取っていきます。

2019年6月中旬に聴いていた曲

JALナイターに当選したので、人生初の野球観戦というやつに行ってきました。

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初観戦はレフトスタンドの前から2列目でした。8回裏まで3-4で来てたんですが、9回表に吉田正尚に2ランを浴び、そのまま負けて終わったのがなんともでした。各球団の本拠地がどこも家から遠いので簡単には行けないんですが、また行きたいです。

 

 

TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!! - 喜多日菜子、喜多見柚、南条光、日野茜姫川友紀

作詞・作曲・編曲:広川恵一MONACA


THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!』より。

5月28日に「TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!」の作詞・作編曲を広川恵一が担当しているという情報が出たときに、「どんな曲が来るんや...!?」という話題で界隈がひとしきり盛り上がったのだが、流石にBPM210のハピコアが来るとは思っていなかった。広川恵一、作風広すぎでは??

しんげき6月ED主題歌として起用されているが、デレステに収録されることもかなり意識されているらしく、デレステ尺での起承転結がとてもよく出来ている。
イントロからブレイクビーツとシンセでアゲていくものの、Aメロの入りでドラムを抜いてアゲっぱなしにはしない。Bメロの入りでブレイクを挟んだ後、徐々に音数を増やし、サビの「Jump! Jump in the brand new world!! キミとクライマックスへ」で一気に最高潮まで持っていく。
「上げて落とす」、あるいは「落として上げる」手法は、それ自体は難しい技術というわけでもないが、演出としてはなかなかに効果的だということがよく分かる。

余談気味になるが、ソロ・リミックスだと南条光ver.が好き。神谷早矢佳さん、声も佇まいもかっこいい、かっこよくない?

 

 

恋色監獄 - OSTER project

作詞・作曲・編曲:OSTER project

恋色病棟」の10周年記念で制作された曲。

OSTER projectは、音楽を作り始めてから20年くらい経っているらしい*1 が、それくらいの時期が経っても「これはOSTER projectの曲だ!」という個性が感じられるのが良い。
僕は、「この人の曲はどれも同じに聴こえる」というのは別に悪いことだとは思っていない。

口の悪い人は「沖井礼二の曲はみんな同じだ」って言いますけど、僕としては「同じで何が悪い」と思いますし、馴染みのラーメン屋でいつものラーメンを食べるみたいに。安定したクオリティーを提供したいと考えているんです。

引用:(2ページ目)沖井礼二と黒田隆憲が語る“ポップスの暴力性”とは?「気持ちいいところは過剰にした方がいい」 - Real Sound|リアルサウンド

例えば、本人が言うように沖井礼二の曲は良くも悪くも「沖井節」全開なわけだが、これはあくまで彼の強みが一番出るところで勝負し、より良いものが出来るようにしているだけなのである。
OSTER projectもおそらく同じで、長い時間の中でメロディやコード進行、楽器構成などは少しずつ変わっているんだろうけども、彼女の楽曲を制作するときの意識的な部分は昔から変わっていないのではないかと思う。それを少しでも感じられるよう、是非「恋色病棟」を聴いてから「恋色監獄」を聴いてみてもらいたい。

 

 

(please) replay - Limonène

作詞・作曲・編曲:kamome sano

(please) replay

(please) replay

  • Limonène
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

(Spotify)
Limonène 1st Album『Evergreen』より。ポスト渋谷系コンピレーションアルバム『Pastelphonic pt.2』が初出。

僕は『Evergreen』で初めてこの曲を知ったが、聴いてすぐに渋谷系リスペクトであることは伝わってきた。イントロの「show business - cymbals」のようなキメ、サビ前の「右のポケットのメロディ」からサビへの展開など、ポスト渋谷系と呼ばれるバンド(ROUND TABLEcymbals...etc)のファンなら思わずニヤけてしまうような曲になっている。

「(please) replay」は分かりやすくポスト渋谷系へのリスペクトを感じる曲だが、『Evergreen』にはポスト渋谷系のような少しひねくれたポップソングが多く収録されているので、そういうものに興味がある人は聴いてみるといいだろう。

 

 

おまじない - 矢吹可奈

作詞:きみコ(ex. nano.RIPE) 作曲・編曲:中土智博

THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 07』より。

作編曲を担当している中土智博の個性がとてもよく出た楽曲。「永遠フレンズ - printemps」や「WHY? - 百瀬莉緒」のコード感や、ピアノやシンセといった鍵盤の刻みが好きな人はこの曲でも幸せになれる。

サビの力強さがいかにも矢吹可奈らしく、765の天海春香やμ'sの高坂穂乃果Aqours高海千歌と同じような趣がある。

飛び出せ!全力パワーに込めたメロディーに乗せて
絶対大丈夫 そばにある 優しい歌がある

細かい進行は分からないが、4-5-3-6-2-5-1の一種に乗せてこういう歌詞が歌えるのは主人公感があって良い。

 

 

Axium Crisis - ak+q

作曲・編曲:ak+q

音楽ゲームArcaea』より。

CHUNITHMにて、5月23日から6月19日までArcaeaコラボが開催されており、それの先行解禁曲として取り上げられていたので知ったのだが、暴れるピアノの旋律とブレイクビーツを織り交ぜたドラムパターンがいかにも音ゲーのボス曲ライクでいい。

余談だが、いい曲だしArcaeaでもやりたいなと思って調べたところ、Arcaeaでは「Axium Crisis」は有料パック「Vicious Labyrinth」(600円)に収録されているという事実を知ったときには、商売の上手さに負けた気分になった。まあ買ったのだが。

 

 

おわりだよ~
上半期楽曲10選は要望があればやります。もし要望があればマシュマロなどで教えてください。真剣に10曲選ぼうと思います。

*1:2017年12月下旬に稼働開始したbeatmania IIDX 25 CANNON BALLERSへの提供曲のコメントに、「気付いたら、音楽を作り始めてからもう17年くらい経ってて、」という内容がある