はじめに
こんにちは、七彩茜です。
今年は「ベスト10」を選ぶというよりは、「印象に残っている曲を10曲取り上げる」ような感じで楽曲10選を書いていきたいと思います。
楽曲の掲載順はリリース順とします。
選曲基準
・2021年に初めてフル音源がリリースされた曲
・同じアーティスト、コンテンツなどから2曲以上選曲しない
2021年楽曲10選
Kroi - Finch
収録:『STRUCTURE DECK』(2021/01/27)
(Spotify)
Kroi『STRUCTURE DECK』より。
ダークと言えばいいのか。
とらえどころのないサウンドがクセになる。
1st Album『LENS』のリードトラック「Balmy Life」などもそうだが、独自の世界観・サウンドを維持しつつ、記憶に残るトラックが多かった。
崎山蒼志 - 逆行
作詞・作曲:崎山蒼志
編曲:崎山蒼志 & akkin
収録:『逆行』(配信シングル,2021/03/31)
(Spotify)
とにかく勢いがいい。
やりたい発想、アプローチを思いつくままにやっていっても崩壊しないというのがすごいし、それを実現できる技術力の高さも19歳とは思えない。
2022年2月2日にリリースされるアルバム『Face To Time Case』にも期待したい。
lyrical school - Fantasy
作詞 : Rachel (chelmico)
作曲・編曲 : ryo takahashi, Rachel (chelmico)
収録:『Wonderland』(2021/04/07)
(Spotify)
1:40- から鍵盤打楽器が伴奏のメインになり、ボーカルもフロウというよりはメロディを歌っているような感じなので、サビだけ浮いているような感じがあって面白い。
Rachelのリリックも面白い。
「次の一万円札の絵柄は アタシだっ!」って何?
kim taehoon - DRIP DRIP DRIP (feat. Gokou Kuyt)
(Spotify)
kim taehoon、「kim taehoon & chyrn - Weekend」あたりから好きなんですよね......
結局、こういう速いテンポのTrapが好きで、今年もよく聴いた。
kim taehoonはフロウがあっさりしていて、それでいてトラックにはしっかり乗っているのがいい。
CHAI - Nobody Knows We Are Fun
Song Writer:Kana, Mana, Reuben Cainer, Yuuki
収録:『WINK』(2021/5/21)
(Spotify)
今回は「Nobody Knows We Are Fun」を取り上げたが、この曲のような空気感でアルバムが出来上がっているので、この空気感が好きな方は是非アルバムを頭から聴いてもらいたい。
さとうもか - Destruction
作詞・作曲・編曲:さとうもか
収録:『Love Buds』(2021/05/26)
(Spotify)
さとうもかといえばアコースティックギターのイメージがあったので、トラップ・ビート主体なのは驚いた。
この曲が「Love Buds」のカップリング曲であることを思うと、サビの「間違ってないよと もっと強く言って」のフレーズから曲が始まるのはニクい演出だ。
7セグメント - プラスティック・サーカス
作詞:SAWA
作曲:武宮優馬
収録:『プラスティック・サーカス』(配信シングル,2021/06/16)
(Spotify)
普通にめっちゃ良いバンドなのに、あまり跳ねていないので応援の意味も込めて。
本当は「I wanna be 楽な人生」がタイトル含めて一番好き――なんなら座右の銘にしてもいい――なのだが、今年のリリースではないので「プラスティック・サーカス」を取り上げた。
1st Album「RECEPTION」の販売、待ってます......
VIvaOla - Over The Moon (feat. Sagiri Sol)
収録:『Juliet is the moon』(2021/09/01)
(Spotify)
個人的には、VivaOla『Juliet is the moon』は掘り出し物のような感覚がある。
これも僕が取り上げた「Over The Moon (feat. Sagiri Sol)」が特段良かったというよりは、『Julien is the moon』というアルバムが良かったという感じだ。
メロウな雰囲気のトラックが好きな方には、一聴の価値がある。
パソコン音楽クラブ - Voice
歌:Tokiyo Ooto
作詞・作曲:パソコン音楽クラブ
収録:『See-Voice』(2021/10/13)
(Spotify)
パソコン音楽クラブ『See-Voice』も名盤だった。
本当に良い空気感のアルバムで、なにかに包み込まれるような、あるいはどこかに還っていくような感覚で音楽を聴いていた。
竹内アンナ - Now For Ever (with AFRO PARKER)
作詞:竹内アンナ / 弥之助 / wakathug
作曲:竹内アンナ / Boy Genius
収録:『Now For Ever (with AFRO PARKER)』(2021/11/10)
(Spotify)
結局、Trapなんだよなぁ...
竹内アンナとAFRO PARKERのコラボが少し意外だったものの、竹内アンナのボーカルの良さは残しながら、ヒップホップ的なノリが上手く乗っていていいと思った。
終わりだよ~
個人的な話なのですが、今年は大学卒業、就職などのライフイベントが重なり、7月からは普通にフルタイムで働くようになったため、昨年などに比べて音楽を聴くことが減った年でした。
もっと正確に言えば、新しい音楽を掘ることが減りました。理由は明確で、仕事から帰ってきた後に、新しい音楽を掘る体力が無かったからです。「音楽を聴く」という行為には、思いのほか体力と時間が必要なのだと思いました。
それもあり、今年は途中から曲紹介ブログの更新も止めてしまって、数少ない読者の方には申し訳ないことをしたなと思っております。本当は楽曲10選をあげるかどうかすら悩みましたが、アニソンではないシーンで10曲取り上げるのは少し面白いかなと思い、本記事をあげることにしました。
少しでも参考になれば、幸いです。